2026‐27年度 国際ロータリー会長
オラインカ・ハキーム・ババロラ
所属:ナイジェリア、トランス・アマディ・ロータリークラブ
【 メッセージ 】
自分の最高を超えよう
ロータリーには、いつも予想外の一面があります。
向かいに座っていた見知らぬ人が、生涯の友になるなんて、本当に驚きです。ある地域で始まった小さなプロジェクトが、思いも寄らない形で広がっていくことにも驚かされます。そして、ロータリーによって最も大きく変わったのが、実はあなた自身だと気付いたとき、あなたはきっとさらに驚くことでしょう。
だからこそ今年度、私たちは自らの内なる変化を力に変え、未来を見据え、「持続可能なインパクトを生み出す」ことが求められています。
この言葉の意味を、ここで明確にしておきましょう。変化は始まりに過ぎません。真に重要なのは、長く続くインパクトです。私たちは、各プロジェクトの長期的なインパクトを考える必要があります。新しい水道システムは、地域住民の健康にどのように寄与するのか。住民は他の地域でも同様の仕組み作りを行えるのか。新しい教室は、この地域の教育向上のためのより大きな計画の中で、どのような役割を果たすのか。まさに、こうした視点が求められています。
また、インパクトを重視する上で、私たちの行動が平和構築にどう貢献するのかも考えなければなりません。平和は偶然に訪れるものではなく、慎重かつ戦略的に築かれるものです。次のプロジェクトを計画する際には、こう自問してください。「これは、平和の土台づくりにどのように役立つか」。そして「積極的平和の8つの柱」を参考に、私たちの活動を通じて、世界を一歩ずつ平和へと近づけていきましょう。
地域社会や世界に変化をもたらすほど、あなた自身もまた変わっていきます。これまでのプロジェクトや集めた資金について伝えるだけでなく、ロータリーがあなたにどのようなインパクトを与えたのかを語ってください。そうした個人的なストーリーは新たな扉を開き、新会員の参加を促し、私たちがここにいる理由を改めて思い出させてくれます。
体験を自分の言葉で語ることは、新会員の勧誘やファンドレイジング(資金調達)にも非常に有効です。ポリオ根絶、平和の推進、そして持続可能なインパクトをもたらすためには、より多くの仲間とリソースが必要です。私たちはロータリー創立125周年を迎える2030年までに、ロータリアン125万人、ローターアクター12万5,000人以上という目標を掲げています。
クラブの会員と共に、ここ数年の成果を振り返ってみてください。そして、最も成果を上げた年度を見つけてください。それは、新会員数が最多だった年かもしれません。ファンドレイジングが過去最高額に達した年かもしれません。あるいは、今も地域で語り継がれるプロジェクトを実施した年かもしれません。その最高の年を見つけたら、次はそれを超えることに挑戦していただきたいのです。
こうした取り組みを通じて、私たちは世界中で、地域社会で、そして私たちの中で、「持続可能なインパクトを生み出す」ことができるでしょう。
皆さんに、心から感謝いたします。さあ、早速行動を始めましょう。